もしもしの家とは

NPOが田舎暮らし体験施設として運営

「もしもしの家」は、江戸末期に創建され、改修されながら利用されていた古民家を、NPO法人 山梨家並保存会が、田舎暮らし体験施設として復元したものです。2015年に重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に選定された山梨県甲州市の上条集落に建っています。昔にタイムスリップしたような田舎暮らしを楽しめる古民家として、日帰りや宿泊利用で貸し出しています。

手前が“ふくすけ型民家”の宿泊棟「もしもしの家 主屋」。奥に見えるのが体験棟「納屋」。

もしもしの家の由来は?

昔、この家にだけ電話があり、集落中の人たちが電話を借りに来ていたそうです。そして誰ともなく「もしもしの家」と呼ぶようになりました。多くの人が、ここに何度も訪ねて、コミュニケーションをとって欲しいとの願いをこめて、当時の名前をつけました。

もしも〜し!

どんなことが体験できる?

麺から作るほうとう、お餅つきなどの体験メニューに参加するもよし、その前後に泊まるもよし。大菩薩登山、ワイナリー見学、ぶどう狩りなど、ここを拠点に足をのばして遊ぶのもおススメです。詳しくは、体験メニューのページをご覧ください。

日帰りでも宿泊でも利用が可能

一日一組限定の「一棟貸し」でご利用いただけます。宿泊利用の場合は、最長で15時から翌朝10時のご利用となります。日帰り利用の場合は1時間単位で、お時間は要相談です。個人でも団体でも可。ギャラリー会場、会合場所、ワークショップ会場、田舎暮らし体験、家族や友人との旅行、撮影会などにどうぞご利用ください。

こんな風にお使いいただけます

集落散歩

青梅街道から上条集落まで、徒歩でおよそ20分。坂道をのぼりながら、だんだんに見えてくる上条の集落の美しさはなんともいえません。小さなお子様でも歩ける道ですので、お気軽にお散歩ください。

季節ごとに訪れて常連の方も数多くいらっしゃいます。散歩でたどり着いた先で、古民家の縁側でホッと一息!というのも、いいものです。

ワークショップや子供会などの開催場所として

田舎ぐらしや移住に関するワークショップや子供たちの「お餅つき大会」、着物の着付け会、昔の衣装を来ての撮影会など、さまざまな方にご利用いただいています。

無料の無線LANがあります。パソコンやタブレットなどを持ち込んで、報告会や会議などが可能です。